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横浜市大倉山に建設中マンションの仮囲いアートが掲出中です

全ては1つの投稿から始まった

2022年の6月、

川崎市の溝の口エリアを中心に"クリエイティブの地産地消"を掲げ活躍しているクリエイターチーム「ノクチ基地」山本さんが、SNSでこう呼びかけました。

コメント欄に柴崎の名前をあげてくださる方がいたことがご縁で山本さんとつながります。

山本さんとまちを少し歩くだけですぐハッとしたのは、まちの歩道の花壇や子どもたちの描いた温もりのあるハロウィン装飾、まちのグルメ。さすがまちづくりをされてきたクリエイターさん。まちの作り手側が気づいてくれたらうれしいポイントをさっと押さえてくださいます。きっと、この方と企画を進めていったら、まちの人にも企業の方にも嬉しく楽しいあたたかな企画が成就することと確信しました。

 

企画成就に欠かせない、頼れる柱、商店街振興組合の会長さんと、長年地域の人をつなぎ続けている大倉山のハブ大倉山おへそさんにも、ご協力を要請。

近所の子どもたちとワークショップをしてアートを彩るための素材を作り、データ化して、まちのシンボルを紹介する明るいエネルギーに満ちた絵として一つにまとめることにしました。

 

また、せっかくなので子どもたちに画材と親しむ時間をもりもり楽しんでほしいですから、ここで色彩と画材への扉を開けてくれる案内人、ご近所でイラスト教室を主宰している大福スタヂオの大橋文さんにお声掛け。各方面の方々に快くお引き受けいただき、当日の企画と準備を進めていきました。

 

当日は、大福スタヂオさんから和洋折衷たくさんの種類の画材提供に預かって、2時間の間に11人のこどもたちがドキドキワクワク、次々と素晴らしい作品を生み出してくれました。その1枚1枚をスキャンさせてもらい、お礼に大倉山の商店街でゲットした美味しいいもの詰め合わせセットをプレゼント。

 

横長の絵づくりは私の方で担当させていただきました。子どもたちのタッチや色彩に惚れ惚れしながら絵に当てはめていく作業は至福でした。

 

さらに企画をまちにつなげる上で、「普段、このまちにつながる人たちが、まちに見ている色は何色か?」をアンケート。場所はまちのシンボル大倉山記念館の広場です。しかも調査日は、大倉山が一番人出の多い梅まつりの2日間。ボードにシールを貼ってもらうアナログ式の手法です。また、ボード脇に思いを書き込めるノートも置いたところ、シールもノートも本当にたくさんの方が意思表示してくださいました。

 

こちらが結果です。