アイディア出しにおいて、やることはすごくシンプルです。
やり方は、『アイディアの作り方』という本があり、この本がほぼベースとなっています。
学生時代、先生から勧められたものです。
- 情報の大量インプット(視野をできるだけ広げたり深めたりする)
- 思い浮かんだ破片を全部書き出す(アウトプット)
- ちょっと意識の外の方に放って忘れておく
- アイディアがひらめく(世の中にない新しい組み合わせが思い浮かぶ)
本の内容もとてもシンプルですぐ読めるのですが、シンプルの極みゆえ実戦となるとすぐにはできません。
熟練の伝統工芸師同様、アイディア出しは鍛錬が必要です。焦りは禁物。
一番お伝えしたいのは、それはお客様にとっていいアイディアになっているか?と問いを持ち続けることです。
クリエイトしたい人たちの人種の癖は、つい自分がやりたいことを考えがちな傾向があり(←当時の自分への自戒)、いいアイディアが浮かんだつもりでも、実現不可能なファンタスティックなアイディアだったら正直提案の意味がありません。
とはいえ諦めず、この類の本は読んだからと言ってすぐできるわけじゃないとわかっておき、トライアンドエラーを繰り返していけば、いいアイディア=条件にあった実施可能なアイディアを生み出せるようになります。
石の上にも3年です。
産みの苦しみに耐えられる心を鍛えましょう。
初めのうちはなかなかアイディアが出ず自己嫌悪になったり、できる人と比べて卑下したり、うまくいかないこともままあるかもしれません。
とにかくやめないこと。自分を鼓舞したりなだめすかして続けていくうちに、仲間とアイディアを出しあっている瞬間が最も楽しい時間になっていくはずです。そしていっしょに楽しみましょう!私は仲間とのアイディア出しが大好きです。